テレビ東京で17日放送の『美の巨人たち』は川瀬巴水の「東京二十景」の特集。
先生の公式サイトのnews 欄に紹介されていたので、川瀬巴水の新版画を愛する先生だから何か少しコメントされるのだろうと軽い気持ちで観ていたら、早々に先生の登場に驚きました。
番組の最後の方にも先生は再び登場、「東京二十景」の中で一番好きな一枚を紹介していました。
見逃された方は、BS では24日午後6時から放送があるようですからご覧ください。
14日に行われたコンサートに行って来ました。
その様子の詳細は先生の写真日記に既に公開されています。
http://rymbow08.blogspot.com/2018/11/blog-post_16.html
東京紀尾井町でのコンサートも3回目、小さなホールは今回も満員でした。
第1部はタイトルどおりに恋の歌がいろいろ。様々な趣向もあって時々笑いを誘うような楽しい内容。
第2部は昨年のこの場で初演された歌曲集『旅のソネット』の二重唱版。昨年のプロの歌声はもちろん良かったけれど、歌詞の内容的には今回のお二人方が似合っていて味わい深いものになりました。
アンコールでは何と客席にはペンライトを振る姿も見られ、たっぷりと楽しませてもらって暖かな気持ちで帰途に着きました。
年度替わりの忙しさにしばらくご無沙汰してしまいました。
その間に先生は、帯状疱疹などの体調不良もありながら「悲歌集」の再演など、様々に活躍、『謹訳源氏物語』の文庫版も第五巻になりました。『家庭画報』には美術のコーナーにコラムも掲載されています。
そんな中で今日は、エッセイの新刊を紹介します。
『大根の底ぢから!』 フィルムアート社 本体価格1800円
5年に渡る『味覚春秋』の連載を中心に食に関するエッセイが全61編。
挿絵も先生の筆によるもの。
食材について、料理法について、さまざまな視点で切り取られた、独特の口調で語られる作品は、日頃から包丁を握り、また仕事で各地を馳け廻る先生の本領発揮、楽しく気軽に読めます。私は、一気に読みましたが、やはり先生のこういう作品が好きだなと再認識しました。
現在、フィルムアート社の下記のサイトで1編全文が公開されています。
試し読みをされては如何でしょう。