読書の秋ですね。
ファンのサイトですので,林望先生のことは,単に「先生」と書いていきます。
まずは,少し遅くなりましたが,この秋発売の雑誌の話から始めようと思います。
『俳壇』,『サライ』等の連載が続いていますが,今回は『文學界10月号』と『kotoba秋号』を紹介します。
『文學界』は「死ぬまでに絶対読みたい大長編」という特集で,先生は『源氏物語』について,"「幻」に凝(こご)る想い”というタイトルで5ページの記事を書かれています。『謹訳源氏物語』からの発展ですね。
『kotoba』には「わが理想の本棚」という特集の「私が選んだ10冊」というコーナーで「ボール表紙本で見つけた明治時代の啓蒙書」という記事が掲載されています。これはちょっと目新しいお話だと思います。